薬学会に行ってきた。
仲間にも会えてうれしかったよ・・・。でも、最近本当に活動に疲れ切っている私。
キラキラ輝く仲間が、まぶしかった。


病棟配属で、病棟の仕事があり(一般NSなので・・・)
緩和チームのコンサルテーションを行い。
院内勉強会・・・研修生の受け入れ指導・・・。
疼痛コンサルも7例がいっぱいいっぱい・・・・。
もちろん、他病棟のコンサルテーションは無茶苦茶になってからやってくる。
方向性を見いだすのには、莫大な量の情報とアセスメント・・・。
繰り返しのチームアプローチと医師との話し合い
こんな事例があった・・・・・。
PKで呼吸困難感もあり、イライラして壁に頭をぶつけたり・・・どなったり・・・
NSコールある度にレスキューで、ドロドロになってしまって。どうしましょ。


結局、看護の力と、原因薬剤の暫減と中止。
呼吸困難感はPKの疼痛に起こる、支配神経領域の筋収縮によるモノと判断
ベースのオピオイド量のアップでコントロール
精神症状は、アカシジア錐体外路障害と判断し原因薬剤の減量〜中止
初めは、ベースアップを行っても、レスキュー量は変わらないと言われ反対に
オーバードーズになってしまうと言われたが
元々力のある看護チームだったので、レスキューは本当に必要なのか話し合いを重ね
「側にいたら、レスキューを使わずに安心して眠る事がある」という受け持ちNSの言葉から、チームは側にいる事の重要性に気がついてくれて、頑張った!!
患者さんはみるみるうちに改善し、疼痛も呼吸困難感も、イライラもなくなり
元に戻った・・・。



本当に、時間も労力も医師へのアプローチも・・・・大変・・・・



最近、医師へのアプローチに疲れて・・・・もう嫌だ・・・と思ってしまって・・・
お願い!!いきなりオピオイドを切らないで〜〜〜!
白か黒かって・・どうしてそう慌てるの・・・・。ほら・・・退薬症状が・・・。


上手く行く事例ばかりでもなく・・・
あちこちの委員会へは参加しなくちゃいけないし・・・
病棟のチーム活動も受け持ち患者の看護計画もする暇なく・・・
病棟のお荷物になってるようで、辛い。



でも、最新の情報は欲しい!
薬学会はペインクリニック学会で言っていた、オピオイド受容体の細胞内でのモルヒネの動きが新しく発見されたと・・・最新はまた変わっていた。
デュロテップが24時間後から血中濃度が下がり始める・・・と言う研究結果もあった。
オピオイドの副作用ではルーランなどが、マルチにCTZを抑制したり、腸管からのヒスタミン遊離を押さえる作用をし、内耳性の嘔吐にも効くと・・・・。

情報は、山のように手中にあるが・・・果たして、それを受け入れて行けるだけのベースがあるかというと・・・・NO
まだまだ、WHOの徐痛ラダーの浸透が当分の目標・・・だな。

体力も、気力も限界に近づいてる・・・あと、どのくらいこの状態でいられるだろうか・・・・。仕事量を減らして欲しい・・・・。

とりあえず、休みは海に癒してもらおう。


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